高出力脱毛器によるやけどリスク
業務用脱毛器の改良が進み、時代は高出力が当たり前になりました。
フラッシュの出力が強いことから施術スピードをアップさせることができ、照射範囲も広がったことから、従来よりも短時間で脱毛をすることができるようになり、より気軽に脱毛サロンを利用することができるようになったのです。
そこで心配されるのが高出力の業務用脱毛器はやけどのリスクが高くなるのではないかという懸念です。
それに対する心配は必要なく、出力が高くなったことで新たな回路料が加えられて、より安全に使用することができるような配慮がなされています。
最近の業務用脱毛器は、冷却装置が標準装備となっています。この冷却装置は、出力の高いフラッシュを当てた後に患部を瞬時に冷やすことができる装置であり、やけどやお肌のほてりを予防する効果を期待することができるのが強みです。
出力を高めるだけでなく、安全に業務用脱毛器を使用できるような装置が設置されたことが特筆すべき点です。
業務用脱毛器のやけどを回避できる冷却機能
業務用脱毛器が家庭用のものと違う点に、冷却機能があります。全ての機種に備わっているものではないため、導入する際には機能の有無を確認しておきましょう。
光脱毛は熱によってダメージを与える方式であり、皮膚に向かって照射されるので毛根だけでなく皮膚も熱を持ちます。
出力が高いときなどにはそのままにしているとやけどになる危険性があるため、これを回避するために冷却を行います。すぐに皮膚を冷やせば痛みが抑えられるなどの効果もある、重要なものです。
以前は冷やしたタオルを照射した後に当てるなどする手間がかかるので時間がかかっていましたが、業務用脱毛器に機能が搭載されるようになってこの手間が削減でき、全身脱毛の時間が短縮できるなどの効果が出ています。
なお、家庭用のものに機能がないのは業務用脱毛器と比べると出力が抑えられており、やけどになる危険性が少ないからです。
それでも照射を行った後には冷やしたタオルを当てるなどした方が安全です。